第1回はりま臨床工学研究会にて発表

2013年3月9日(土曜日)に、姫路の三木美術館で開催されました第1回はりま臨床工学研究会にて、「透析医療の展望と臨床工学技士の役割」という壮大なテーマで発表させていただきました。

 

私自身、初めてのテーマでの発表であったため、スライド準備にはかなり苦戦してしまいました。ただ、「臨床や研究のみを頑張ればそれでいいのか?」といった、最近の私自身のテーマ(悩み??)でもあったので、自分自身を振り返りながら、非常にいい機会になったと思います。

 

講演の内容は、まず、就職してからの約20年間を振り返り、臨床現場で実践してきたことを紹介しました。次に、病院という組織で働く人財なるためにはなにが必要なのか?ということを考えた上で、透析医療の現状とその問題点について話を進めていきました。このような問題点を整理した上で、臨床現場に新しい付加価値としてVAIVT治療の導入について当院での取り組みやその結果得られた実績について紹介させていただきました。最後に、臨床工学技士として横の連携を深めていくとこが、重要であることを述べて講演は終わりました。

 

その後、播磨地区の各施設の業務紹介もあり、各施設、時代の変化に積極的に対応され、臨床工学技士の業務拡大を進めていくことの重要性をひしひしと感じることができました。また、意見交換会では、川崎医療短期大学ならびに川崎医療福祉大学の卒業生の皆さんの元気な姿を見ることができ、本当に楽しいひとときを過ごすことができました。

このような機会をいただきました世話人で川崎医療短期大学医用電子技術科1期生の三井様、正木様、本当にありがとうございました。