~第7回婦人科ロボット手術学会~

去る2/9、倉敷、芸文館で行われた第7回婦人科ロボット手術学会で、当学園MEセンターから1演題の発表をしてきました。

今回は「婦人科」と名がつくものの、コメディカルセッションはロボット手術全般についてのシンポジウムと一般演題のセッションがあり、当院MEセンターのH技士が、当院のロボット手術におけるCEの役割について発表してくれました。ご存知のとおり、昨年の診療報酬改定に伴い、ロボット手術の適応疾患が大幅に増えた中で、大学病院として複数診療科がロボティックサージェーリーに参入し始めたため、1台しかないロボットの包括的管理を我々CEが中心となり、行うことで非常に円滑なチームが構成できること、そして質の高いロボット手術を行うためには、チームでシミュレーションを行うことの重要性、そしてこのシミュレーションは術者だけではなく、助手の育成にも大きな効果が期待でき、その環境構築に我々CEが積極的に関与する必要があることを、堂々と述べてくれました。

前日の懇親会では各地で活躍するこの領域のパイオニアの方々と濃い時間を共有することができ、とても実りの多い学会となりました。

 

引き続きこの領域でも活路を見出し、活躍の場を広げたいと思います!

文責:佐々木 慎理