第3回川崎学園臨床工学技士合同勉強会~手術室業務~

第3回目となる附属川崎病院との合同勉強会を開催しました。

 

今回の内容は、

①手術室におけるCEの役割を再考する

②手術ナビゲーションについて

 

という大きく2つのテーマについてです。

 

①については総論、各論、そして川崎病院における過去~現在~未来~についてそれぞれ発表してもらいもらいました。手術室で働くCEの1日についての実際や、CE1年目の目線で普段どんなことを考えながら業務に取り組んでいるのかといったこと、附属川崎病院の新棟設立に向けたCEとしての取り組みなど、非常に内容の濃い発表でした。

 

②手術ナビゲーションとは、直接見ることのできない体内臓器の病変と手術器具との位置関係(方向や距離など)を、CT・MRIなどの画像情報と赤外線や磁場を用いた位置センサーなどにより検知し、モニタ上に映し出すことで正確で安全な手術を支援する技術です。勉強会では基礎と実際について各施設からそれぞれプレゼンテーションしてもらい、そのあと実機に触れて、操作体験なども行いました。

 

大きく2つのテーマについて勉強会を行いましたが、講師として発表したそれぞれの施設の代表者の方々は、とても力の入ったプレゼンテーションでした。個人的にも手術室におけるCEの役割とは何なのか、改めて考えさせられました。最近は手術室で勤務するCEが直接介助(テレビでよく見る、いわゆる器械出し)を行う病院も増えてきているようです。自施設の考え方だけに囚われず、他施設の現状やCEを取り巻く環境の変化についても知っておく必要性があると感じました。今後ともこのような会を継続し、CE全体のスキルアップにつなげていきたいと思います。

 

 

 

 

 

勉強会の後、恒例になりつつある打ち上げを開催しました!


非常ににぎやかで楽しい会になりました^^